第８回和道会東海少年少女空手道競技大会

２０１５年７月２６日（日）岡崎市中央総合公園内体育館アリーナにおいて第８回和道会東海少年少女空手道競技大会が開催されました。参加者は東海四県の愛知・岐阜・三重・静岡の小中学生です。

付知からは形の部で２名、組手の部で７名がエントリーをして、表彰台を目指して練習を重ねてきました。
いつも頑張る子供たちを支えてくれる育成会の皆さんも、暑い中応援に駆け付けてくれ、付知の子は幸せだなと感じました。

開会式後、形の部が始まり、武田野乃選手が小学一年生女子の部で出場しました。
東海大会は初出場でしたので、緊張しすぎててしまわないかと少々心配したのですがコートに近い観覧席にお母さんを見つけ、にこにこしていました。
程よく緊張もほぐれ、順調に勝ち進み、なんと決勝戦へ！！
決勝戦では二人が同時に形を行うのではなく、赤先攻、青後攻で一人ずつ形を行います。
いつもと違う雰囲気に緊張したのか、出だしが上手く行かず、初優勝とはなりませんでしたが堂々、準優勝です！！
組手では小学４年生女子の部に出場した石原水晶選手が、ライバル選手と決勝戦で対決！
前回のリベンジ！！とばかりに熱戦を繰り広げ、勝利をつかみ取ることができました！！
試合では絶対泣いたりしない彼女が、練習中に思うように出来なくて、滅多に悔し涙を見せる程一生懸命練習に励んできた姿を見ているので、本当にうれしく思いました。
石原水晶選手にとって、この優勝はきっと今後の大きな力となっていくでしょう。
本当によかったね。おめでとう！！

迫力ある試合を見せてくれたのは、中学２年生男子の部出場の石原大空選手と中学３年生男子の部出場の三尾弘樹選手です。
このくらいの学年になると「高校生じゃないの！？」と見間違うほど体格が良い選手が増えてきて、スピード、テクニックがグンとレベルアップしてきます。
石原大空選手は昨年のこの時期から成長期で体つきも変わり、加えてあちこち遠征をして日々練習を重ね、三尾弘樹選手は部活の野球に励みながら、空手をコツコツ続けて自分の体格を活かした組手を作り上げてきました。

二人とも順調にベスト８まで勝ち進み、これで秋の東海大会出場権は獲得です。
石原大空選手が臨んだ準々決勝戦では、繰り出した技が中々審判に取ってもらえず惜敗。
しかし、最後まであきらめずに立ち向かう姿は素晴らしいものだったと思います。
三尾弘樹選手は準々決勝戦を血豆をつぶしながらも自分の空手をやりきって勝ち抜き、第三位入賞となりました。

今回の大会で、思うように力を出し切れなかった子供たちも、今はもう次の東濃地区大会に向けて気持ちを切り替えて頑張っています。
練習時にできたことが、大会では緊張から全く出せなかったり、普段ならやらないことをしてしまったり。
そんな色々な経験を積みながら、自分の空手のスタイルを作り上げて行けばいいと思います。

何より、空手が楽しいと思えるように。

そして、そんな子供たちの力になれるよう、これからも指導者一同で協力し合って、そして育成会の皆さんとともに頑張っていきます。


　　　　　大　会　結　果　

＜形の部＞

小学一年生女子　　準優勝　　武田　野乃　（付知南小）


＜組手の部＞

小学４年生女子　　優　勝　　石原　水晶　（付知北小）

中学２年生男子　　ベスト８　石原　大空　（付知中）

中学３年生男子　　第三位　　三尾　弘樹　（付知中）